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【ワンピース】ルフィ・エース・サボは義兄弟!盃を交わした幼少期のあらすじ

ルフィ・エース・サボの3人は兄弟であり、エースもサボもルフィを弟として可愛がっているシーンが描かれていますよね。エースが処刑されることが決まったときもルフィは後先考えずに助けに行きましたし、三人の絆はかなり深いものです。

今回は、ルフィ・エース・サボの三人が兄弟になった経緯や、幼少期のあらすじを詳しく解説します。




幼少期のあらすじ|初登場60巻585話

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、60巻、585話、集英社

ルフィ・エース・サボの出会い

フーシャ村近くにあるコルボ山で生活している山賊・ダダン一家のもとでエースは食料調達役として暮らしていました。

ルフィはシャンクスから麦わら帽子を受け取ったあと、ガープによってダダンに預けられました。そこでルフィとエースは出会います。エースは最初ルフィのことを毛嫌いしていて、付きまとってくるルフィを嫌がっているようなそぶりを見せていました。

ゴア王国の現状と、ゴア王国の貴族であるサボ

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、60巻、585話、集英社

ゴア王国は王級のまわりに貴族の住む高町があり、そこから中心街、端町というような階級制度のある国でした。グレイターミナルにはゴミ山と呼ばれる場所があり、その外側にエースの住むコルボ山があります。そしてコルボ山の外に忘れられた村としてフーシャ村が存在しました。

ゴア王国の貴族であったサボは高町に住む貴族でしたが、貴族の差別的な考え方を嫌っており「自由になるために海賊になりたい」と考えていました。サボとエースは二人で海賊になると計画しており、コルボ山に「海賊貯金」なるものをして海へのあこがれを抱えていました。

ルフィはエースの後をつけて海賊貯金している場所にたどり着いてしまい、エースとサボと面識を持ちます。

それから三人で過ごすことが多くなります。

ガープに鍛えられたり、マキノさんに服を新調してもらったり、一緒に食事をとったり……。そんな生活をしながら三人は仲良くなっていきます。

兄弟盃を交わし兄弟になった

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、60巻、585話、集英社

海賊の習わしである兄弟盃を交わし、兄弟となったルフィ・エース・サボ。

エースとサボは同い年で、ルフィはその3つ下という関係なので、三人にとっては長男・次男・三男ではなく、長男二人・弟一人という関係だったようです。

まだまだ子供のルフィを助けることで、エースもサボも兄として成長していったように感じます。



サボの死とエースの旅立ち

兄弟として一緒に過ごすことが多かった三人でしたが、高町の貴族に捉えられてしまうサボ。

そしてゴア王国は天竜人が国に視察にくることを考え、グレイターミナルを燃やすことに決めました。グレイターミナル自体がゴミ山であるため、国の汚れ部分なのです。ここを燃やしてしまえばゴア王国はキレイな部分しか見せられないということ。

グレイターミナルを燃やすことで多くの平民が死んでしまうことを、高町の貴族は分かっていました。

しかしそれをなんとも思わない貴族達を見て、サボはエースとルフィを助けに行こうとしましたが、高い壁に阻まれてどうすることも出来ませんでした。

ルフィとエースは業火にまかれているところを、ダダンたちに助けられました。

サボはゴア王国から抜け出そうと海賊旗を掲げて船出しました。ルフィとエースには手紙を残し、一人旅に出たのです。

しかし、不運にも天竜人の船の横を通ってしまい、サボはそこで射殺されてしまうのです。

サボが射殺されたことと、サボからの手紙にはエースにルフィを頼むと書かれていました。

その数年後、17歳になったエースが先に海に旅立つことが決まりました。ダダンにお礼を言ってから海賊の道を歩み始めるエースの背中を見送ってから、また数年後にルフィが旅立ちを決意するのです。

実は死んでいなかったサボ

天竜人に撃たれたサボは瀕死の状況でしたが、そこをドラゴンが通りかかりサボを革命軍本部であるバルティゴに連れていきました。

怪我を治してもらえてサボは自分の名前まで覚えていない記憶喪失になっていたのです。

そこから革命軍の一人として鍛えられ、革命軍のNo.2にまで上り詰めていました。

エースの死とサボとの再会

白ひげ海賊団VS七武海を目論んでいる世界政府が、エースを捕らえてその首を切ることを新聞で報じました。

エースを助けに来たのは白ひげ海賊団だけでなく、そのニュースをみたルフィも同じです。紆余曲折あり、マリンフォードでエースを助けようとするルフィ。しかしその力足りなく赤犬に攻撃をされそうになります。

ルフィの命を守るようにしてエースはルフィの目の前で腹に穴をあけられて死んでしまいます。

ジンベエによってルフィは救出されましたが「エースが…!!」と涙を流すルフィ。そして強くなるために修行することを決意したのでした。

エース死亡のニュースは大きく報じられ、その訃報を見たサボは大粒の涙を流しながらすべての記憶を思い出すのでした。

「死んだのはただの海賊じゃない……おれの兄弟だ…!!」と何もできなかった自分を恥じていました。

ドレスローザで闘技場の景品となっていたメラメラの実を手に入れる為にエントリーしたルフィ。

そこに登場したのがサボです。「メラメラの実はおれが貰う」と言って、サボはエースのメラメラの実を引き継ぐことになったのです。

 



ルフィ・エース・サボの絆

サボはエースが死んだあとルフィのバックにはおれがいると宣言するほどの兄ムーブを見せています。

幼少期に交わした兄弟盃のために、お互いに命を懸けて助け合っている絆がとても魅力的ですよね。

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