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【ワンピース考察】シャンクスの本名は「フィガーラン・D・シャンクス」五老星も知らないDの一族!?

今回は、ワンピースの根幹にかかわるシャンクスの本名について考察していきたいと思います。

シャンクスの本名はずっと明かされておらず、昨年放送された映画ワンピースFILM REDで公開されたことで注目が集まっています。映画の最中にフィガーランドという天竜人の性が明かされたことで、シャンクスの本名なのではないかと言われています。

こちらの記事では、さらに深堀してシャンクスの本名とDの一族のかかわりについて考察します。




シャンクスの本名はフィガーランド・シャンクス

シャンクスの本名は頑なに明かされませんでしたが、フィガーランド・シャンクスで確定ではないかと考えています!

その理由は、FILM REDのワンシーンにあります。

ウタがウタウタの実を使って大規模なテロを行っていることが明らかになったときに、自体を把握した海軍がバタバタと出動する中、五老星がこんな会話をしています。

赤髪に娘がいたのか」
「サイファーポールの言う通り大海賊時代を全否定する全く新しい敵の出現」
「革命の芽を早めに摘んでかねば」
あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?
「トットムジカの存在も気になるな」
「あれが再び目覚めるのを流暢に構えているわけにもいかないだろう」

ここで出てくる「フィガーランド」というのは、天竜人の性で確定しています。実際にフィガーランド聖というのが登場しており、ウタがフィガーランドの血筋ということを明らかにしています。

ただ、これはウタ自身がフィガーランドというわけではなさそうです。

ウタの認識の仕方が「赤髪に娘がいたのか」ということなので、シャンクスの娘=フィガーランドという意味で使われていると考えられるため、シャンクスがフィガーランドなのではないかと考えています。

フィガーランドについてのネットの意見

7: 名無しのあにまんch 2022/10/02(日) 19:00:29

あれ?フィガーランドってシャンクスの話だったの?

あにまんch https://animanch.com/archives/20811037.html

8: 名無しのあにまんch 2022/10/02(日) 19:01:16

>>7
ウタのことだけど五老星はシャンクスが拾ったことを知らないから実子だと思ってる

あにまんch https://animanch.com/archives/20811037.html

9: 名無しのあにまんch 2022/10/02(日) 19:01:28

>>7
フィガーランド云々言い出すのはウタがシャンクスの娘だと判明した後だからたぶんそう、そこはそんなややこしい言い方しないだろうし

あにまんch https://animanch.com/archives/20811037.html

12: 名無しのあにまんch 2022/10/02(日) 19:03:20

「(シャンクスの娘ということは)フィガーランド家の血筋に連なる」って文脈だと思う

あにまんch https://animanch.com/archives/20811037.html

やはりネットでもウタがシャンクスの実子だと思われているから、ウタをフィガーランドだと言ったのではないかと考えているようです。

 



シャンクスは天竜人なのか

シャンクスは天竜人で、本人もそれを自覚して行動していると考えています。また、世界政府もそれを認知しており、シャンクスがフィガーランドだとわかっているから、FILM REDの発言が出てきたのでしょう。

そう考えられる理由をいくつか紹介します。

天竜人である理由①五老星に謁見出来る

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、90巻、907話、集英社

シャンクスの不可解な立ち回りは、今までも様々な考察をされていましたが、一番興味深いのがこちら。

907巻で五老星と謁見しているシャンクス。

「何の用かね」

「わざわざここまで」

「君だから時間を取った」

「ーーええ 感謝します」

シャンクスは五老星に話が出来る立場の人間であることがわかります。普通、40億の賞金首が近くに着たら捕まえますよね。しかし、五老星はそうはしなかった。むしろシャンクスを迎え入れ、時間を取り話を聞く時間を作ってくれたのです。これは、五老星がフィガーランドを評価しているからではないかと考えています。

天竜人である理由②頂上戦争を止めた

エースが死に、ルフィが自分の無力さを知った頂上戦争。頂上戦争を止めたのはシャンクスであり、「この戦いを終わらせに来た」と登場し、「ここは俺の顔を立ててもらおう」と赤犬に告げました。シャンクスの言葉で赤犬は撤退を命じ、頂上戦争は終了しました。

頂上戦争を読んでいる時は、シャンクスが強い海賊だから赤犬は手を引いたんだと思っていましたが、結局のところ四皇である白髭を落とせるのであればシャンクスを落とすことも可能だったかもしれません。海賊を前に完全撤退するのもなかなか不思議な光景ですよね。

もし、シャンクスがフィガーランドという天竜人であることが世界政府・海軍上層部のみが知っている情報だったらどうでしょう。

赤犬は天竜人には逆らえない立場ですから、シャンクスが「俺の顔を立ててもらおう」といったことで引かざるを得なかったのではないでしょうか。そう考えると、シャンクスの行動自体がすべて天竜人と関わっているようにも見えてくるわけです。

以上の理由から、シャンクスは天竜人で間違いないと考えています。

シャンクスは天竜人の自覚があるのか

シャンクスはゴールド・ロジャーが奪った宝箱の中に入っていた子どもであることが明らかになっています。

つまり、ウタと同じように拾われた子どもということです。そんなシャンクスが天竜人、フィガーランド・シャンクスであると本人も世界政府も把握できるのでしょうか。

ここでいくつか考えられる可能性を上げていきます。

  • フィガーランド家特有の「赤髪」であること
  • ゴッドバレーで拾われた子ども説
  • シャンクスが認証チップを持っていた
  • 麦わら帽子がフィガーランドのものだった

①フィガーランド家特有の「赤髪」説

まずひとつめは、見た目ですぐにわかってしまうということ。シャンクスの海賊団は「赤髪海賊団」と名乗っており、トレードマークは赤髪であることがわかります。もし、フィガーランド家の一族が赤髪だったらと考えると納得できます。

しかし、これは1086話で否定されてしまいます。

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、1086話、集英社

神の騎士団のトップであるフィガーランド・ガーリング聖の髪色が、赤色ではないからです。

髪の毛や見た目からわかるというのは難しいかもしれません。

②ゴッドバレーで拾われた子ども説

ゴッドバレ―では、天竜人の奴隷を解放しようとロジャーとガープが共闘したことが明らかになっています。もし、その時に奪ってきた財宝の中にシャンクスが入っていたとすると、シャンクスはフィガーランドの子どもであることがわかります。

また、世界政府側もフィガーランドの子どもを探しており、ロジャーが持っていたのではないか、という筋からシャンクスにたどり着くことは難しくないでしょう。

また、1086話で出てきたフィガーランド・ガーリング聖も、ゴッドバレ―で活躍した王者と言われているため、ガーリング聖とも知り合いの可能性がありますね。

③シャンクスが認証チップを持っていた

最新話でベガパンクのサテライト・ヨークが「天竜人になるんだ!」と宣言している通り、天竜人になることは意外と簡単です。天竜人の血筋であること、認証チップを手に入れることなどです。認証チップがあれば天竜人になれてしまうというシステムもなかなかザルですが、例えば生まれた赤ちゃんがずっと認証チップを持っていたという可能性もあります。

ロジャーはそのことを知っても子どもを捨てるような人間ではなさそうですし、シャンクスに大切にしておけと保存させた可能性はありますね。

認証チップを持っていた説は少なからず可能性としては考えられます。

④麦わら帽子や剣がフィガーランドのものだった

イム様が麦わら帽子を大切に見つめていたシーンがあるように、世界政府側も麦わら帽子には何かしら意味があると考えているのではないでしょうか。ロジャーの船に乗っていたシャンクスはすでに麦わら帽子をかぶっていたので、その麦わら帽子からフィガーランドの一族の者だとわかった可能性も考えられます。

また、別件ですが、1086話でフィガーランド・ガーリング聖が持っている剣が、シャンクスのものと同じなので、もしかしたらこの剣がフィガーランドに伝わるもので、そこからシャンクスが認証チップを持っていることがわかり、天竜人だということが分かったのかもしれません

 



シャンクスはDの一族!?五老星も知らないDの一族説

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、1085話、集英社

Dの一族ってなに?

Dの一族は、かつてイム様たちと対立していた勢力のことです。しかし、イム様からは「近年各地に湧き出て来た”D”は 己の名の意味も知らぬ”抜け殻”ども…」と言われていしまいます。

かつてイム様に対立していたDの一族は、今はその「D」という名前だけがついているだけで、目的などもわからず団結する予定もないです。しかし、いつか団結してイム様に立ち向かうのではないかと考えています。

現在登場しているDの一族

  • モンキー・D・ルフィ
  • モンキー・D・ドラゴン
  • モンキー・D・ガープ
  • ゴール・D・ロジャー
  • ポートガス・D・ルージュ
  • ポートガス・D・エース
  • マーシャル・D・ティーチ
  • トラファルガー・D・ワーテル・ロー
  • ハグワール・D・サウロ
  • ロックス・D・ジーベック
  • ネフェルタリ・D・コブラ
  • ネフェルタリ・D・ビビ
  • ネフェルタリ・D・リリィ

上記13人が現段階でわかっているDの一族です。

作品の冒頭から登場する「ゴールド・ロジャー」も、実際は「ゴール・D・ロジャー」だったため、ドで終わる名前はDの一族を隠す名前になりがちです。

つまり、フィガーランドも…?

フィガーラン・D・シャンクス

もしシャンクスがフィガーランド・シャンクスだった場合、実はフィガーラン・D・シャンクスの可能性があるのです!

ロジャー、シャンクス、ルフィといった主要メンバーがDの一族だと仮定すると、かなり熱い展開なのではないでしょうか。かつてイム様と敵対していたDの一族が、一堂に集まると考えるとシャンクスもDの一族の方が都合がいい。

さらに、FILM REDでは「RED」のDの部分にシャンクスの傷がついているのがわかりますよね。これはシャンクスがDの一族であることを暗に示しているのではないでしょうか。

シャンクスがDの一族であることは五老星は知らない?

そもそもイム様たちと敵対していたものが、天竜人になるはずもなく、現在の天竜人の家系である世界創造の最初の20人の中には裏切者はいないとイム様は考えていそうです。しかし、その中でフィガーランドがDの一族であることを隠しているとしたら。

五老星も、シャンクスも知らないけれど実はシャンクスはDの一族だったという展開が来るのではないかと予想しています。

 



五老星は元々「六老星」だった?

シャンクスを優遇する五老星を見ていると、元々はフィガーランドも五老星のひとりだったのではないかと考えてしまいます。

天竜人は守られる特別な人たちではありますが、天竜人を殺すことは五老星であれば難なくできます。しかし、ウタを止めようとした時に「フィガーランドの血筋でもか?」と一度躊躇しているところが気になりますね。

  • フィガーランドの血筋は途絶えそうである
  • フィガーランド家の血筋は天竜人の中でも選ばれたものである

このどちらかだと考えられます。

フィガーランドの血筋が他の天竜人よりも優遇されるものだったと考えると、元々は五老星が「六老星」だったのではないか、いつからからフィガーランドが抜けることになってしまい、現在は髪の騎士団の団長という立場に落ち着いたのではないか

シャンクス絡みの情報が少ないので、考察のし甲斐がありますね。

どこまで当たっているか、今後の展開が楽しみです!また、2023年からFILM REDの再上映があるので、もう一度見てきたいと思います!

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