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【ワンピース考察】黒ひげの正体はケルベロス?海賊旗からわかる異形の存在

黒ひげは通常1つしか食べられない悪魔の実の能力を2つ以上所持しているキャラクターです。なぜそのようなことが出来るのか、黒ひげが特殊な生き物であることを考察していきます。




黒ひげの海賊旗がおかしい

海賊旗とは、その海賊団の特徴を表したものです。ルフィが信念そのものだといっていたこともあり、海賊をやる上での顔ですよね。そんな海賊旗ですがとある特徴があります。

まず3つの海賊旗を見ていきましょう。

麦わら海賊団

よくみるルフィたち麦わら海賊団の海賊旗です。ルフィがかぶっている麦わら帽子が特徴的な骸骨が書かれており、ルフィという男の特徴を表しています。海賊旗というのは船長の姿を現すものということがわかりますね。

白髭海賊団

白髭海賊団も同様に白髭に似ているどくろが描かれています。骨が十字になっているのは白髭が使う武器が影響していると考えられます。

バギー海賊団

バギー海賊団もバギーの特徴的な鼻と目のメイクを描いた海賊旗となっています。

ここまで見ていて、海賊旗というのは以下の共通点があるといえます。

  • 船長のことを表した骸骨が描かれる
  • 船長の身体的・肉体的特徴を描くことが多い
  • 見た目でわかる、船長の見た目が描かれる

では、黒ひげの海賊旗を見てみましょう。

黒ひげの海賊旗は顔が3つある

黒ひげの海賊旗を見てみると、なんとどくろが3つあります。それに骨も3本という異例の状態。

前述した通り、海賊旗が船長の身体的特徴を表しているとなると、黒ひげには頭が3つあるのではないかと考えられるのです。頭が三つとなるとケルベロス説が出てきてしまいます。

また注目すべきは骨の数です。この骨の数から手が複数本生えてくる可能性もあります。他よりも骨が多いという意味なのか、それとも黒ひげの身体が異形と呼ばれるように、骨が人よりも多い(腕や頭など)が

 



黒ひげの元になった海賊「エドワード・ティーチ」

実在するカリブの海賊、エドワード・ティーチが黒ひげの元になった人物だといわれています。

このエドワード・ティーチ、仲間内ではエドワード・サッチと呼ばれていたことが判明。エドワード・ニューゲートが白ひげ、そしてサッチは黒ひげがヤミヤミの実を奪って逃走するときに殺した、白ひげ海賊団四番隊隊長がサッチという名前でした。

黒ひげは「白ひげ」「サッチ」両方の名前が合体したような名前なので、黒ひげや白ひげの構想段階で黒ひげが白ひげの悪魔の実の能力を奪うことも想定していたのだとしたら、黒ひげに何かしら特異体質をもたらした可能性はあります。

もしかしたら3つの魂が入っているという意味で三つ首の海賊旗を掲げているのかもしれません。

黒ひげケルベロス説

海賊旗からケルベロス説が出てきたのですが、黒ひげの特徴がケルベロスっぽさを示しているのです。

黒ひげは眠らない=ケルベロス

バギーとシャンクスの会話で、「黒ひげは眠らないらしい」とバギーがシャンクスに伝え、シャンクスが「人生”倍”楽しいんだろうな」と答えているシーンがありました。

黒ひげは一睡もしないようで、眠らない海賊というニュアンスの事をエースも口にしていました。

ケルベロスも実際は1つの頭が寝ている間に、二匹が周りを警戒しているという体制を取っているため、眠らないとされています。

ここでも、黒ひげ=ケルベロス説が浮上します。

黒ひげの好物チェリーパイ

黒ひげはルフィがまずいといったチェリーパイを美味しいと食べていたり、登場シーンでパイのようなものを食べているシーンが多いです。肉を食べていることが多いルフィと対照的に、甘いものばかりを食べているのです。

実はケルベロスも甘いものが好きという設定があるため、ここでも黒ひげ=ケルベロス説が濃厚に。

ウソップの嘘

ウソップがかつてウソップ海賊団に「ケルベロスが来るぞ!追い払え!」と嘘をついていたことがあります。

この段階から尾田先生の頭の中にケルベロスという存在があったということが、そもそも伏線になっているのではないかという考察です。

身体が異形

黒ひげは身体が異形であるといわれています。もしかしたら一時的に三つ首になったり、腕が複数本生えてくるなどの問題が生じている可能性があります。体内がケルベロスのように3つに分かれているという可能性もありますね、大きな体ですから。

 



黒ひげ=ケルベロスではなく「ヤミヤミの実=ケルベロス説」

黒ひげの特徴がケルベロスと一致するからと言って、黒ひげがケルベロスです!といわれて納得は出来ないですよね。ワンピース世界には現実にいないような種族も存在しますが、ケルベロスという種族であれば犬のような形をしていて欲しい。

そこから考えると、実はヤミヤミの実自体がケルベロスなのではないかと考えることが出来ます。

ゴムゴムの実が「ヒトヒトの実 モデルニカ」だったように、ヤミヤミの実も実は別の名前で呼ばれていた可能性があります。ヤマトのイヌイヌの実が幻獣種だったこともあり、ヤミヤミの実が何かしらの幻獣を表していてもおかしくはありません。

黒ひげはヤミヤミの実を奪って逃走、その後眠らないという情報が出ているため、悪魔の実の能力で眠らなかったと考えることも出来るのではないでしょうか。

悪魔の実の能力を複数使用できる

黒ひげはヤミヤミの実の能力と、白ひげのグラグラの実の能力を奪ったため、現在ふたつの能力を使用することが出来ます。悪魔の実は1つしか食べられない(1つしか能力を示さない)とされている中、黒ひげだけが複数能力を使えるのも、やはりヤミヤミの実の能力と考えるのが自然ですね。

幻獣種ケルベロスだとしたら、その首ひとつにひとつの能力を蓄えられるとしたら、ヤミヤミの実+3つの悪魔の実の能力を使うことが出来るようになるのではないかと考えています。

もし悪魔の実の能力を複数使用できることがわかり、さらなる悪魔の実の能力を奪っていくとすると、ルフィでも手が付けられない存在になりそうです。

ケルベロスと古代兵器プルトンの関係

ケルベロスというと、もうひとつ気になるのが古代兵器プルトンとの関係です。

プルトンはプルート(冥王星)がもとになっており、ケルベロスは冥王に仕える生き物であるため、黒ひげと古代兵器プルトンの関係は少なからずあると考えています。

プルトンとはウォーターセブンで作られた戦艦の名前で、アラバスタ王国のどこかに眠っているという設定でした。一発で島を吹き飛ばせる能力を持った古代兵器は未だに姿がを現してはいませんが、今後黒ひげの手に渡る可能性が出てくるということ。

マザーフレイムを持つイム様、プルトンを持つ黒ひげ、そしてポセイドンを仲間にしたルフィがもうひとつの古代兵器ウラヌスを使って対抗するという展開も考えられます。

黒ひげは未だに強敵というポジション以外わからないところが多いので、今後の展開に期待ですね。

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