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【ワンピース】ウタの正体は天竜人?シャンクス天竜人説の伏線なのか?羽根から考察するウタの本当の親

ONEPICE FILM REDに登場したウタは、シャンクスの娘であるといわれていました。しかし、実際には血縁関係がないことが作中で明かされています。そんな中、作中に出てきた五老星のセリフから、ウタかシャンクスのどちらかが天竜人の可能性があります。

今回は、ウタとシャンクスにについて伏線も含めて考察していきます!また、羽根が生えていることから、ウタの本当の親が誰なのかも考えていきたいと思います!




ウタの正体は天竜人!?

ウタが天竜人かもしれないと考えています。

FILM REDの作中で、ウタを止めようという動きをしているなら、五老星が話をしている中で気になるセリフがあります。

「赤髪に娘がいたのか」
「サイファーポールの言う通り大海賊時代を全否定する全く新しい敵の出現」
「革命の芽を早めに摘んでかねば」
あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?
「トットムジカの存在も気になるな」
「あれが再び目覚めるのを流暢に構えているわけにもいかないだろう」

という会話をしているのです。

革命の芽は早めに摘んでおかねば、というのはウタが行った『NEW GENESIS』計画のことでしょう。NEW GENESIS計画は、ウタウタの実を使って歌を聞いた人をウタワールドに誘い込み、ウタがネズキノコを食べて命を落とすことで、みんなで精神世界で幸せに暮らすという計画の事です。

五老星は革命を起こされることをあまり好ましいと思っていないようで、ウタが行ったことは世界政府への革命に近しい行動であることを示唆しています。

フィガーランド家の血筋=天竜人

フィガーランド家というのは、天竜人の一族のひとつ。「あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?」というセリフから考えると、ウタがフィガーランドだと知られているように感じますよね。

しかし、ウタは海賊に襲われて宝箱に隠れており、それをシャンクスが見つけて、娘として育てていました。

拾われたときが2歳で、7年間一緒にシャンクスと過ごしていて、その後エレジア王国で過ごすこととなっています。

ウタの出生を五老星がしっかり把握していることには違和感があります。ウタが天竜人だとしたら、以下のような考え方が出来るでしょう。

  • 見た目がフィガーランドの血族の者である

原作にフィガーランドとつく人物が、ひとりだけ登場しています。

そもそもフィガーランドの天竜人って?

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、1086話、集英社

ワンピース1086話に、天竜人を裁く最高司令官フィガーランド・ガーリング聖が登場しました。これは映画よりもずいぶん先に登場したキャラクターなのですが、ここまでフィガーランドについては語られていませんでした。

このキャラクターとウタの見た目が似ていないことから、ウタが天竜人とは考えにくいです。

 



ウタの存在はシャンクスが天竜人の伏線?

ここで、もう一度五老星の会話を見てみましょう。

赤髪に娘がいたのか」
「サイファーポールの言う通り大海賊時代を全否定する全く新しい敵の出現」
「革命の芽を早めに摘んでかねば」
あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?
「トットムジカの存在も気になるな」
「あれが再び目覚めるのを流暢に構えているわけにもいかないだろう」

あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?の前に、「赤髪に娘がいたのか」というセリフがあります。

よく読んでみると、赤髪に娘がいた⇒その娘は革命の芽なので早めに摘んでおかねば⇒その娘がフィガーランド家の血筋でもか?という会話の形式になっているので、五老星にとってはウタはシャンクスの娘と認識しているわけです。

つまり、フィガーランド家の血筋なのは、シャンクスということになります。

よくみてみると、フィガーランド・ガーリング聖の持っている剣が、シャンクスのものと同じなのです!やはり、シャンクスが天竜人である伏線のためにFILM REDが作られたのでしょうか?

海軍にも五老星にも顔がきくシャンクス

頂上決戦の時、海軍と海賊の戦いを止めたのはシャンクスでした。「この戦いを終わらせに来た」「ここは俺の顔を立ててもらおう」というセリフから、赤犬が撤退を命じました。しかし、これは違和感がある行動ですよね。海軍はなぜ海賊の言うことを聞いたのでしょうか?

当時はシャンクスが四皇であったことが関係していたのでは?と思っていましたが、FILM REDの五老星の会話を見ると、そもそもシャンクスが天竜人であることは知られており、海軍よりも上の立場の天竜人に「俺の顔を立ててもらおう」と言われたので引いたと考えることも出来ます。

また、世界会議のシーンでは、五老聖と会話をしているシーンがあり、「君だから時間を取った」とまで言われています。

やはり天竜人なのではないかと考えています!

 



シャンクスがDの一族である可能性

こちら映画のポスターなのですが、REDの「D」の部分に傷が入っていることに気づくでしょうか。

これは、シャンクスの左目にある傷と同じですよね。つまり、シャンクスとDに何かしら関係があることを示唆しているのではないでしょうか。

例えば、シャンクスがフィガーランド・シャンクスだったとして、本名がフィガーラン・D・シャンクスである可能性です。

ゴール・D・ロジャーのことを考えると、自然な考察かもしれませんね。

天竜人はかつて世界を創造した20人の子孫を指しています。そして20人はDの一族と敵対していた可能性があります。

天竜人であるシャンクスが、実はDの一族であったと思うと、今後世界政府との戦いも苛烈になるでしょう。また、ルフィとの共闘も考えられますし、四皇の中にDの一族が3名もいるとなると、世界政府も今後目が離せない存在になるでしょう。

FILM REDがシャンクスにメスを入れた理由

毎年公開されているワンピース映画ですが、オリジナルの敵が表れて倒すというのがお決まりでした。FILM Zでは海軍がモチーフになっており、黄ザルでさえも涙を流していたのではと考察できるシーンがあったり、クオリティが格段に高くなっていっています。

その中で、今シャンクスにメスをいれたのはなぜなのでしょうか。

ちょうど原作が最終章に入った所でしたが、連載期間も長いので離れているユーザーも多かったと思っています。そこでAdoさんを起用し、シャンクスの娘を出すことで、ワンピース世界に引き込もうという作戦だったと考えています。

その中で、REDのDのロゴにシャンクスの傷を入れるなど、小さな伏線を入れることで今後作中にも影響するような内容になっていると、原作を追っている人も楽しめる内容になっていたのではないかと考えています。

つまり、シャンクスとDの関係は、映画によって結ばれたということです。フィガーラン・D・シャンクス説はかなりアツいですね!

ウタの本当の親は?羽根がヒント?

ウタには羽根が生えていますよね。これはルナーリア族の可能性を示唆しているようにも感じますが、これはミスリードだと考えています。

ルナーリア族の特徴は、白髪・褐色の肌・羽根です。

しかし、ウタの羽根が生えているのはウタワールドだけで、現実世界では羽根は生えていません。本当の親がルナーリア族というのは違うかもしれませんね。

ウタワールドで空を飛びたい=羽根という安易な考えで、ウタが自分自身につけたというのが結論だと思います。

 



まとめ

こちらの記事で紹介したことは、以下の通りです。

  • ウタがフィガーランド家の血筋だと五老星が言っていた
  • シャンクスの娘だから、フィガーランドだと思った?なら、シャンクスは天竜人?
  • フィガーラン・D・シャンクスの可能性がある
  • ウタの本当の親は不明、ルナーリア族の可能性も低い

シャンクスはキーキャラでありながら、露出が少ないのでFILM REDはとてもありがたい作品ですね!

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