ワンピース劇場版キャラクターのウタの懸賞金について、作中ではウタを止めるように海軍が全面に動き出していました。また、ウタの顔が印刷されたチラシが大量に印刷されているシーンがありましたが、懸賞金はいくらなのでしょうか?今回は、ウタの懸賞金をメインに考察していきます。
また、ウタの名言・セリフをまとめて、ウタの考え方を理解しながらウタのその後を考察していきます。
ウタの懸賞金はいくら?|150憶ベリーはネタ?

ウタの懸賞金は明かされていない
ウタが世界中の人の意識を連れてこの世を去ろうとしているのを知った海軍・五老星はウタの存在を危険視するようになりました。海軍総動員でウタを止めにかかろうとしていたのですが、その時にウタの顔が大量に印刷されているシーンが映っていました。
ルフィやシャンクスといった海賊は、捕まえたら懸賞金が与えられます。ウタも同様に懸賞金がかけられたのかもしれませんが、作中ではいくらなのか書かれていませんでした。
ウタの強さは?七武海レベル?
懸賞金がいくらか予想する前に、ウタの強さを考えてみましょう。
ウタは基本的に戦闘能力(武力)は高くありません。2歳から7歳までシャンクスの船の上に乗っていたので多少の戦闘能力はあるかもしれませんが、一般人より上というくらいだと思います。
ウタワールドに精神を呼んでしまえば、ウタワールドでは相手を拘束したり指からビームを出したり、自由に戦闘が出来るので懸賞金がつくレベルの戦闘力にはなるでしょう。しかし、ウタワールドでの戦闘ではルフィや麦わら海賊団との戦闘で窮地に追い込まれていたので、麦わら海賊団の仲間と同じくらいかもしれません。
ただ、ウタの強さはそこではありません。
何といってもウタウタの実は相当強いです。海軍も、大将レベル以外はウタウタの実の能力で処理できていたので、かなりの強さでしょう。直接対決をしたらウタに勝ち目はないですが、寝ているところに奇襲で歌を歌って近づくことが出来れば、ルフィやシャンクスもウタワールドにすぐに連れていかれてしまうでしょう。
むしろ、歌を聴かないように対策していた海軍を処理できていたこと自体が異質かもしれません。
そして、ウタウタの実の能力でトットムジカを歌えば、古代兵器レベルのトットムジカを召喚できるので、これも世界的に脅威でしょう。島を一晩で滅ぼすことが出来るのは、海賊でも難しいですから。
個人的には、ウタの力は七武海レベルではないかと考えています。
\ウタの詳しい強さはコチラの記事で詳しく解説しています!/
懸賞金を上げるには?
ワンピースの世界では、懸賞金が高く設定されているキャラクターは「戦闘能力が高い」「政府にとって都合の悪い存在」であることが多いです。戦闘力自体は、七武海レベルだと考えていいと思います。
政府にとって都合の悪い存在というのは、例えば歴史の本文(ポーネグリフ)を解読しているとか、大きな反乱を考えているとか、ルフィたちの様に政府の建物を攻撃するなどです。
その点でいうと、ウタは一般人を連れて心中しようとしているのですから、反乱レベルは相当高いでしょう。だからこそ大将レベルの海軍が出てきたわけですし、五老星も危険視していました。
懸賞金は相当高いものになるのではないでしょうか!
ウタの懸賞金を予想!
七武海と同等レベルということを考えて、元七武海の懸賞金をみてみましょう。
- ジンベエ:2億5000万
- ゲッコー・モリア:3億2000万
- クロコダイル:8100万
- マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ):22億4760万
- ミホーク:不明
- くま:2億9600万
- ボア・ハンコック:8000万
- ドンキホーテ・ドフラミンゴ:3億4000万
ジンベエ、クロコダイル、ミホーク、ハンコック辺りは七武海を辞めてから懸賞金が十数億ベリーになっていましたね。
これに政府への影響力を考えても、5億~10億の懸賞金がかけられるのではないでしょうか。
ウタの150憶ベリーの懸賞金は公式のネタ

ウタの懸賞金が150億というのは、映画の興行収入を告知するために公式が出した画像です。
非常に好評な映画で安心しました。
ウタの名言・セリフ・その後…

「ルフィ、海賊やめなよ」
個人的に一番衝撃的なセリフでしたね。映画の予告でいきなりルフィに「海賊やめなよ」というキャラクターが今までいなかったこと、しかもそれを口にしたのがシャンクスの娘というのですから、多くの人を惹きつけたでしょう。
「私が、みんなが幸せになる新時代をつくってあげる」
ライブの始まりにウタが観客に行ったセリフ。ウタワールドを使って新時代を作ろうとしている、ウタの意志を感じますね。
「今回のライブはエンドレス!永遠に続けちゃうよ!」「そう! みんなとず~っと一緒にいられるってこと」
映画開幕の興奮のライブシーンで、いきなり言われた言葉です。
この世に永遠はないはず。永遠にライブなんて出来ないのでは…?と思わせるセリフです。
「みんなとずっと一緒にいられるってこと」という明るいセリフの中に、ウタの闇が感じられます。
「出た、負け惜しみ~!」

ルフィをからかうときのセリフです。
幼少期から、大人になって再会した際にも行っています。可愛らしいポーズに、ウタファンを増やしています。
「私を殺したら、ここにいるみんなの心は永遠に戻って来ないけど、それでもいいのかなあ?」
ウタを止めようとやってきた海軍に銃を向けられた中、口にした言葉。
ウタウタの実の能力で、ウタの歌を聴いた人はウタワールドに連れていかれています。その状態でウタが死ぬと、他の人の心はウタワールドに取り残されて、本体は死んでしまうという状況。
ウタが海軍と対等に戦うために放った言葉ですが、メンヘラ・ヤンデレっぽさを感じるセリフですね。
「死ぬって何?大切なのは体より心じゃないの?」
このセリフがウタの考え方を大きく表していると感じています。
「死ぬって何?」
「大切なのは体より心じゃないの?」
「新時代は、みんな一緒に心で生き続けるものなんだよ」
ウタの考える新時代は、身体ではなく心が大切であるということ。心がしあわせだったら肉体が死んでいてもいい、という極端な考え方をしているということ、それこそがウタの目的であることを表しています。
「なんだ…あんたも寂しかったんだね」
トットムジカに対してウタが放った言葉。
自分が寂しかったと主張するよりも、トットムジカという他人から否定される驚異的な力に対して、寄り添うような言葉を放つことでウタの悲しみや辛さが伝わってきます。それに、ウタがトットムジカにも寄り添える優しい子なのだということもうまく表現しているセリフだと思います。
「いつかきっと、これがもっと似合う男になるんだぞ」
「私にとっても、大事な帽子」
「いつかきっと、これがもっと似合う男になるんだぞ」
ウタが最後にルフィに伝えた言葉です。麦わら帽子はシャンクスのことを指していて、ウタにとってもルフィにとっても大切なものであること、そしてそれが似合う男=新時代を作る海賊王になれ、というウタの気持ちが込められている感動的な名言ですね。
このセリフから、ウタのその後は…ルフィの海賊王になる姿を見ることが出来ないということを示唆しているように感じます。
まとめ
こちらの記事で紹介した内容は、以下の通りです。
- ウタの懸賞金は明かされていない
- 戦闘力は七武海レベル、トットムジカは古代兵器レベル、懸賞金は5~10億なのでは?
- 名言からウタの優しさと寂しさが伝わります
- ウタはルフィのその後を見ることが出来ない→死亡している
ウタの名言は何度見ても感動的ですね。