ワンピース雑学

【ワンピース】イム様は女性!?ジョイボーイの恋人?マキノ説?シャンクスの母親?麦わら帽子を持つ理由

ワンピースの世界を牛耳る黒幕・イム様について、今回も考察していこうと思います。

実際、イム様の正体は「ただ長生きしている黒幕」では済まないでしょう。現在登場しているキャラクターと密接な関係があり、それが作品に大きな影響を与えるものであると考えられます。

イム様が関係しそうなのが、ジョイボーイ(ルフィ)とシャンクスです。この二人は作品のラストまで大きく関わることが予想され、イム様も麦わら帽子を大切に保管していることから、二人と何かしら関係がある方が作品も盛り上がります。

それでは、詳しく考察していきましょう!




イム様の正体はジョイボーイの恋人説

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、96巻、967話、集英社

ジョイボーイとは

ジョイボーイとは、空白の100年に実在していた人物でありながら歴史の本文(ポーネグリフ)にしか情報が書かれていない人物です。名前ではなく人物を指す相称のものとされています。

ワノ国編で「ジョイボーイが帰ってきた!」というセリフと共にルフィがモデルニカとして復活したことから、ニカ=ジョイボーイであると確定しました。

また、ゴール・D・ロジャーがワンピースが眠るラフテルに辿り着いた時に「ジョイボーイ 俺はお前と同じ時代に生まれたかった」と話していることから、ワンピースをラフテルに隠した人物もジョイボーイです。

ジョイボーイはイム様と敵対していた?

イム様は世界を創造した20人のうちのひとり。そして当時から現在まで生き続けている不老の人物であることが確定しています。それに対し、世界を創造した空白の100年に歴史から名を消されたジョイボーイは、イム様たちと敵対していた可能性があります。

  • イム様たちは歴史の本文(ポーネグリフ)を隠したい、読まれたくない
  • ジョイボーイのことは歴史の本文(ポーネグリフ)にしか書かれていない
  • ワノ国編でニカが復活したときに「解放の鐘が聞こえる」と表現されていたことから、ジョイボーイは世界中の人々を開放するための運動をしていたのではないか
  • ジョイボーイ子孫がDの意志なのか?

イム様たちが世界を作りかえ、天竜人となる前に、ジョイボーイは人類の王として戦っていた。その戦いに負けてしまったため、その存在を消されてしまったが、歴史の本文(ポーネグリフ)には真実が書かれているためジョイボーイの名前も記載されていたと考えるのが自然です。

そして、ジョイボーイの意志は「Dの一族」に受け継がれている。だからDの一族はジョイボーイが残したワンピースを目指すのかもしれません。

イム様は女性の可能性が高い!?

イム様は非常に細身に描かれており、女性の様にも見えます。

むしろ、男性だったらもう少し筋肉などを描きそうで、尾田先生の描く女性の身体に非常に似ています。イム様がいつもいる部屋に花がたくさん咲いていることなども、女性だと考える要因のひとつです。

しかし、世界のトップが女性であることで舐められないようにローブを着ていると考えられるのではないでしょうか。

イム様はジョイボーイの恋人だった?

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、90巻、906話、集英社

イム様の気になるシーンのひとつである「巨大な麦わら帽子」を保管しているところでは、厳重な警備の中に麦わら帽子隠しているようにも見えます。麦わら帽子が何かのカギになることはないでしょうから、誰かの遺物を大切に保管しているのではないでしょうか。イム様はかつてジョイボーイと恋人関係にあったが、戦争でその命を奪うことになってしまったのです。

  • イム様とジョイボーイはかつて同じ王族として親しかった
  • イム様たちが世界を創造することを決める。ジョイボーイは反対派
  • 戦争をしたのち、イム様たちが勝利。世界を作り変える
  • ジョイボーイの意志(Dの意志)を次いで、ネフェルタリ・D・リリィ王女は地上に残ることを決意
  • イム様たちは天竜人として世界をまとめることになった

麦わら帽子を大切に保管していることから、恋人でなくてもイム様にとってジョイボーイは大切な存在だったとうかがえます。恋人、友人、師弟関係(シャンクスとルフィがそうであるように)のどれかではないかと考えています。

 



イム様=マキノ説…?

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、1巻、1話、集英社

ルフィの故郷であるフーシャ村に住む酒場の女主人であるマキノ。彼女の酒場にシャンクスは入り浸っており、ルフィも母親の様に慕っています。

そんな彼女が、実はイム様なのではないかとささやかれています。

なぜそのような考察が生まれたのかは、以下の通りです。

  • イム様は女性の可能性が高く、ルフィやシャンクスと関りがありそう
  • 正体不明の女性であるマキノはルフィやシャンクスとも関りがある
  • マキノの正体は未だに不明である

個人的には、マキノとイム様は全く関係がないと考えています。イム様は聖地マリージョアから出ていませんし、マキノもフーシャ村から出ていません。そんな二人が交わるとも考えにくいためです。

イム様はシャンクスの母親?

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、90巻、907話、集英社

シャンクスは世界政府に顔がききすぎる

シャンクスはゴール・D・ロジャーの船に乗っていた海賊の一人で、現在は40憶ベリーの賞金首、四皇のひとりです。ルフィに麦わら帽子を渡し、海に出るように促した人物でもあります。

出生は未だ謎で、ゴール・D・ロジャーが奪った宝箱の中に入れられていた赤ん坊を、そのまま育てて海賊にしたというエピソードがあるくらいです。つまり、出生不明のごろつき海賊なのですが、なぜか世界政府に顔がききます。

頂上決戦で、海賊と海軍の戦いを収めたのはシャンクスです。突然現れて「この場はおれの顔をたててもらおう」と停戦を宣言。それに対しセンゴクは「お前なら、いい…!」と言って戦いを終えました。

このころからシャンクスは四皇でしたが、それでもルフィや他の海賊の首を取れるような頂上決戦で、しかも海軍優勢だったにも関わらずシャンクスの一言で戦いを終えるのは違和感があります。

また、世界会議の場面でシャンクスは世界最高権力である五老星に直接会いに行っています。門前払いされるわけでもなく、「立場上君は政治に関わるべきではないぞ」「君だから時間を取った」と言わせていることから、少なくとも五老星が時間を取ってもいいと思える存在であることが確定しています。

シャンクスは天竜人、もしくはイム様の子ども

シャンクスの出生は不明ですが、天竜人である可能性はあります。天竜人であれば「戦いを終わらせろ」と言えば海軍はそれに従いますし、五老星も時間を取ってくれるかもしれません。

  • イム様、五老星は悪魔の実ではない能力もちの可能性がある
  • シャンクスも悪魔の実の能力者ではないが、四皇になるほどの強さを持つ
  • その強さからシャンクスがイム様の子どもであることがわかって、現在よい待遇を受けている

シャンクスが天竜人やイム様の子どもだった場合、「どうやってシャンクスがその子どもだと判断するか」が非常に難しいです。シャンクスは宝箱の中から出てきた赤ん坊であり、親が誰かわかりません。実際イム様が子どもを宝箱に入れて外に逃がしたとして、本当にシャンクスがその子どもか判断するのは難しいでしょう。

しかし、シャンクスがイム様と同様の特別な力を持っていて、それが判別基準になっている可能性は十分にあります。

シャンクスが海賊を裏切って世界政府の犬になっているというよりは、シャンクスの出生自体が関係しているでしょう。

イム様が大事にしている麦わら帽子もヒントになっているのでしょう。シャンクスがなぜ麦わら帽子をかぶるようになったのか。それはイム様が麦わら帽子を用意したからかもしれません。愛した人のことを思って子どもに麦わら帽子をかぶせた可能性もあります。

 



シャンクスはイム様の血族

シャンクスはイム様の血族である可能性が高いことがわかりました。そのため、あらゆる場所に顔がきくようになっているのです。詳しい関係はまだ明かされていませんが、シャンクスも未だに不明な点が多いキャラクターなので、今後の活躍が楽しみですね。

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