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【ワンピース】黒幕・イム様の正体とは?初登場は何話?どんな能力?実は宇宙海賊?ビビを欲しがる理由を考察

ワンピースでは、大秘宝を狙う海賊たち、そしてその海賊と敵対する海軍の他に、世界政府を作った天竜人がいます。

その天竜人のトップであり、世界政府のトップでもある「イム様」は、今後ルフィたちの前に立ちはだかることは必然でしょう。しかし、イム様は黒いローブのような服を着ていて、ほとんど情報がありません。

今回は、イム様の正体について考察していきます!能力や宇宙海賊説、さらにはビビを欲しがる理由についても考えていきたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!




イム様とは

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、90巻、908話、集英社

イム様の見た目は、黒いローブのようなものを被っていてよくわかりません。大きなローブと、頭から大きな黒い布をかぶっているように感じられます。そして大きなトサカのようなものが3本。女性なのか男性なのかも不明です。

初登場は906話

イム様の初登場は906話です。世界会議が整地マリージョアで行われることが決定し、その際に五老星がイム様に頭を下げていたことで読者を驚かせていました。今までは、天竜人をまとめているのが五老星であり、その上に誰かがいるとは考えていなかったからです。

マリージョアの建物の中で黒いローブを着て歩く姿は恐ろしくもあり、「黒いローブ=黒幕」であることを示唆されています。

イム様とはどんな人なの?

800年前に世界を創造した20人の中の一人であることがわかっています。つまり、800年間生き続けている人間であるということ。もしかしたら人間ですらないのかもしれませんが、不老なのか不死なのか、それとも長寿なのか…そのあたりは未だに謎ですが「800年前から存在する人物」であることは確定しています。

800年前に世界を創造した20人のうち、19人の血族は天竜人となっています。残りの一人はネフェルタリ・D・リリィという人物で、アラバスタのかつての王女でした。

天竜人は世界政府のトップに君臨しており、天竜人をまとめ上げているのが五老星。その五老星が頭を下げる対象がイム様です。

 



イム様の正体は?

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、90巻、908話、集英社

イム様の本名

1086話にて、「最初の20人に、ネロナ家のイム聖という人がいた」という情報が明らかになりました。

つまり、本名は【ネロナ・イム聖】となります。

イム様の名前のモチーフは仏?それともUMI?

「イム=仏」という解釈から考えると、「ネロナ=神」と造語が出来るため、イム様は正真正銘ワンピースの世界の神仏的な存在として描かれているのではないかと考えています。

また、イムという名前をローマ字表記すると「IMU」、逆から読むと「UMI」になることも気になります。

海賊たちが今いる海は、イム様の手のひらの上と考えることも出来ますし、逆にルフィたち悪魔の実の能力者は海が弱点ですから、イム様には勝てないということを示しているのかもしれません。

正体は宇宙海賊?

ワンピースは海賊たちがメインのお話で、結局神や仏と戦うというストーリーはしっくりきません。ということは、宇宙海賊の様に、そもそも宇宙からイム様たちがやってきたと考えることが出来るのではないかという考察です。

その理由は大きく分けて2つ

  • イム様の関係者が宇宙に関わる名前が多い
  • イム様たちは悪魔の実の能力者ではない可能性がある

まず、イム様に使える五老聖の名前は天体がモチーフになっています。

  • ジェイガルシア・サターン聖(土星)
  • マーカス・マーズ聖(火星)
  • トップマン・ウォーキリー聖(水星)
  • イーザンバロン・V・ナス寿郎聖(金星)
  • シェパード・十・ピーター聖(木星)

また、世界創造の際に使われたとされる古代兵器は、「ウラヌス(天王星)」「ポセイドン(海王星)」「プルトン(冥王星)」です。イム様が関わっているものが、惑星をモチーフにしているものが多いため、宇宙海賊なのではないかと考えることが出来ます。

古代エジプトも石を切断して積み上げているのに、石を切断する道具や設計図などが残っていないことから宇宙人が作ったのでは?とささやかれていますし、それに近いものがあるのかもしれません。

 



イム様の能力は?

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、90巻、906話、集英社

氷の能力を持っている?

イム様は登場シーンが少ないので、まだ能力や戦闘シーンなどもなく力がわかっておりません。しかし、いくつかヒントになるシーンがありますので、それについて考察していきます。

イム様が分厚い壁を開けて氷漬けの麦わら帽子を眺めているシーンがあります。

このシーンでは非常に寒さが伝わってくる部屋ではあるのですが、なぜ氷漬けしなければいけないのでしょうか。冷凍保存と考えるのが自然ではありますが、もしかしたらイム様は氷系の能力を持っていて、その力を使っている部屋なのかもしれないということです。

息は白くなっていますが寒そうにしているわけではないのも、氷系の能力を持っていると考える所以です。

イム様は花が好き?植物系の能力の可能性も

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、90巻、908話、集英社

イム様は基本的に室内で生活をしており、この「花の部屋」というところにいることが多いようです。

花が好きということは女性の可能性もありますし、かつて愛した女性が好きだった花を育てているという可能性もあります。植物を愛しているところから考えて、植物に栄養を与える「光」のような力を持っているかもしれませんし、花を使った能力を持っているかもしれません。

イム様は太陽が弱点?

イム様がローブを着ている理由は「黒幕」以外にも、太陽や光を浴びたくないからだと考えることも出来ます。

つまり、イム様は太陽が弱点。太陽神ニカが弱点と考えること可能ですね!

 



ビビを欲しがる理由とは

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、1086話、集英社

1086話で、イム様は五老星に「ビビが欲しい」と指示を出します。ビビはかつて世界を創造した20人のうち、一人だけ下界に残ったネフェルタリ・D・リリィの子孫であることがわかっています。

リリィ王女ということもあり、ビビがリリィに似ていることからビビ自身を欲しがっているのではないかと考えています。

イム様はリリィ王女を愛していた?

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、1085話、集英社

「あの日リリィのミスがなければ!歴史の本文(ポーネグリフ)なる忌々しき異物が世界中に散らばることはなかったのだ!」とイム様が怒りを顕わにしているシーンがあります。

イム様はミスをした人間を生かしておくような人物とは思えず、さらにリリィが一人で下界に残ることを良しとするのも違和感があります。

ここから考えられるのは、イム様はリリィ王女を愛していた。両思いというよりは片思いの方が合っている気がしますが、そのせいでリリィ王女のミスを許してしまった。そして、リリィ王女に似ているビビを欲しがっている、というのが筋が通るのではないでしょうか。

イム様はルフィたちに立ちふさがる強大な敵

今回はイム様の正体について考察しました。名前の由来や、見た目から想像することが多い考察でしたが、今後ルフィたちと戦うことになるキャラクターだと思うので謎が全て解けるのが楽しみですね。

また、ビビやリリィ王女との関わりが、イム様にどんな影響を及ぼすのか。今後目が離せないですね!

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