2023年6月5日に発売した週刊少年ジャンプにて、ワンピース1085話が掲載されました。
そこで分かったことは、ビビやコブラ王の先祖であるリリィ王女の本名が「ネフェルタリ・D・リリィ」であったということ。つまり、ビビもDの一族であることが確定したのです!
今回は、1085話にどのような内容が掲載されていたのか、詳しく解説していきます!
ワンピ1085話のネタバレ
ここでは、1085話にどんな内容が掲載されていたのかを詳しく紹介します。
イム様・五老星と対峙するコブラ王
イム様に謁見するコブラ王、その横には五老星が立っています。
「ムーから話したいことが二つ…聞きたいことが一つあるぞコブラ」とイム様。
コブラ王は「イムという名前を知っている 偶然とは思うが…”最初の20人”に…」とイム様について質問しようとするが、詮索するなと断れます。
リリィのミスで歴史の本文(ポーネグリフ)が散らばった
イム様が教えてくれたことは2つ。
ひとつは「Dはイム様たちと対立していた」ということ。そして「リリィのミスで歴史の本文(ポーネグリフ)が世界中に散らばった」こと。
このリリィという人物は、800年前にアラバスタを治めていた女王の名前。
そして、アラバスタにはリリィからの手紙が残っているというのです!イム様はその手紙の内容を知りたがっていました。
「あの日のリリィのミスがなければ!!」「歴史の本文(ポーネグリフ)なる忌々しい異物が世界中に散らばることはなかったのだ!!」
「歴史の本文(ポーネグリフ)の開放が本当にミスだったのか…それとも」
「計画的だったのか…」
リリィの残した手紙
リリィが残した手紙には、こう書かれていました。
「歴史の本文(ポーネグリフ)を」
「守りなさい」
「〇〇ゆく世界の夜明けの旗を掲げ」
「ネフェルタリ・D・リリィ」
この本文の内容から察するに、リリィはミスではなく意図的に歴史の本文(ポーネグリフ)の開放を行ったと考えられます。
〇〇ゆく世界は、滅びゆく世界というのがしっくりきますが、今後イム様たちが統治するであろう世界を危惧してリリィが未来に向けて起こした行動なのかもしれません。
コブラはこの内容をサボに託し、死亡してしまいます。
一部始終を見ていたワポルと掴まっているビビ
ワポルはコブラが殺される一部始終を見てしまっていた。そして「俺は何も見ちゃいない」と言いながら壁を破り逃げていました。
ビビはサイファーポールのカリファやジャブラに捕らわれていて「失踪扱いになって誰かに飼われる」寸前でした。そこにワポルが通りかかり、一緒に脱出することになったのです。
これが、1085話のネタバレです。
コブラ王の死の真相
ワンピース1058話で、サボがビビの父であるコブラ王を殺害したことが大きく報じられていました。元々革命軍として活躍しているため、何か目的や理由があって殺害したのだと考えていましたが、今週の1085話でその真相が明らかになりました。
実際は殺害したのではなく、イム様と五老星に殺されそうになっていたコブラをサボが助けようとしていた。そしてそれを、あたかもサボが殺害したように報道したことに、五老星やイム様側が世界における立場を表しているように見えます。
また、1058話で出した伏線を1085話で回収するところにも、尾田栄一郎先生のこだわりを感じますね。
コブラの遺言
コブラ王はイム様に「先ほどからリリィ王女とばかり読んでいるが、手紙の送り主の名前を言え」と言われ、ネフェルタリ・D・リリィと伝えたところ、殺害されました。ネフェルタリの性はアラバスタ国王のものですから、ネフェルタリ・D・コブラ、ネフェルタリ・D・ビビであるということ。
そして、遺言として「ルフィ君とビビに伝えてくれ我々も「”D”である!」と」とサボに伝えます。
現在のDの一族
・モンキー(ルフィ、ドラゴン、ガープ)
・ゴール(ロジャー)
・ポートガス(エース、ルージュ)
・ハグワール(サウロ)
・トラファルガー(ロー、ラミ)
・マーシャル(ティーチ)
・ロックス(ジーベック)
・ネフェルタリ(コブラ、ティティ、ビビ)
現在8つの家系に分かれている状態です。これも10人いるのか、はたまた9つに分かれているのでしょうか。
北欧神話などは1つの力が9つに分かれるということもあるので、今後神話絡めてくるなら9つ目の家系が出てくる可能性は十分にあります。
ビビが10人目の仲間になる!?
1話でルフィが「仲間は10人欲しい」と発言しており、現在ゾロ・ナミ・ウソップ・サンジ・チョッパー・ロビン・フランキー・ブルック・ジンベエの9人が仲間になっています。ルフィを含まなければ、あと1名仲間になる可能性があります。
ワノ国編のヤマトが仲間の最有力候補ではありましたが、結局仲間になりませんでした。
しかし、ビビがDの一族であることがわかったので、今後はビビもルフィと共に船に乗って旅をする可能性もないとは言い切れません。
五老星も悪魔の実の能力者?ゾオン系のように見えるが…
やはり衝撃だったのは五老星の変化ですね!
コブラ王を殺そうと動き出す五老星は、いつも持っている拳銃ではなく自分たちの姿を変えて襲い掛かっています。影しか見えていない状態ですが、その姿はとても人間を維持てきているとは思えず、悪魔の実の能力者なのだと確定したようなもの。
右側の大きな鳥のような生き物からゾオン系なのではないかと思いますが…また、数えてみると6体いるので、一番大きなものはイム様自身なのでしょうか?
悪魔そのものの可能性もある
悪魔の実という名前は、「悪魔のような能力を持つ」ということからつけられていますが、もし五老星やイム様自身が「最初の20人の悪魔そのもの」で、そこから悪魔の実として派生していったという可能性も考えられるかもしれません。
イム様が800年以上生きていることが確定している以上、通常の悪魔の実では言い表せない能力を持っている可能性が高いためです。
そんなイム様たちを倒すことが出来るのは、Dの一族だけなのでしょう。
まとめ
・コブラ王はイム様たちに殺された
・Dの一族はイム様たちに対立していた
・リリィのミスで歴史の本文(ポーネグリフ)が世界中にばらまかれて、イム様たちは困っている
・リリィ、ビビ、コブラもDの一族である
・五老星はゾオン系の能力者の可能性が高い
・ワポルはすべて聞いたうえで逃亡。ビビと行動を共にしている
2週間ぶりのワンピース、しっかり物語が進んでいてとても面白かったです!ビビがしらほしを心配している姿などもほっこりしますので、ぜひ皆さま本誌を読んで頂けたらとても嬉しいです。